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基板からのビデオ撮り用割り込みハーネスの作製   | 1 | 2 | 3 |

基板からビデオ撮りをするための割り込み線の作製について、その実際を説明します.

ビデオ撮りの理論や、割り込み線の作製には絶対必要な JAMMA の信号配置などについては、こちらのページ(割り込みハーネスのリンク)に詳しいので参照してください. 特に、信号配置は自分で調べたものではないので(調べるだけの知識がありません)、責任をもってここに載せることはできません. 私はこのページを見て、書いてある通りに手を動かしただけにすぎません.

ここに記載するのは、部品をどうやってそろえるか、実際の工作をどうするか についての情報です.

ここを見て作ったハーネスで、あなたの基板が死んでも私は責任を取れません. お約束の、「自己責任」でお願いいたします.


0. イントロ
ビデオ撮りの理論については書かないと言いましたが、ちょっとだけ.

基板から出力される RGB 信号はそのままではビデオ撮りできません. コンポジットビデオ、もしくは S ビデオ信号に変換が必要です. これを行ってくれるのがビデオエンコーダ(マイコンソフトの XAV-2s など などって言っても、私はこれしか知りません)です.

ご家庭基板用のコントロールボックスには、たいてい RGB 出力S 出力の両方がありますから、この S からビデオ撮りすればよい と思われる方もあるかと思います(私もそうでした). しかし、基板によっては白黒画像になってしまったり、画面が大きく乱れたりということが起きます. なので、エンコーダが必要です. エンコーダへの入力は RGB なので、そのままではモニタへの出力とエンコーダへの出力が重なってしまうこととなり、どちらか一方にしか出力できません

そこでハーネスの部分からビデオ撮りに必要な信号、つまり映像と音声のみを横に分岐させ、エンコーダに流してやる回路を作りましょう ということです. エンコーダへの RGB 入力は、15 pin21 pin がありますが、後者の方がトラブルがないようですので、21 pin とします.




1. 必要なもの
a) パーツ
コネクタ(Fig. 1, 2)

Fig. 1 エッジコネクタ Fig. 2 カードコネクタ

エッジコネクタカードコネクタが必要です. 基板をやっている方なら見慣れたパーツでしょう. それぞれ、56 pin のものを揃えます.
たいていの基板屋さんで売っているはずです. Web ページをもっている基板屋さんはたくさんありますが、こういうパーツをリストとして載せているところはあまりありません. メールで伝えればいいのですけど、それも面倒な方はここが便利です. ネットショップの体裁で、こういうパーツが手軽に購入できます. 私もここで買いました.

21 pin RGB ケーブル(Fig. 3)

実は、これがいきなり問題です. コンシューマ機のケーブルを使えばいいのですが、RGB 接続というのが既に死んだ接続形態 なので、入手がなかなか困難です. 都心の大手専門店ならいざ知らず、地方の小売店ではもう見かけませんね. ヤフオクなども手ですが、実際みてみたところ、あまり出品されていないようです.

今回私は、ヤフオクでカラットの DC 用ケーブルを落札して使いました. 必要と思われるなら、ある程度囲っておいた方がよいかも.

欲しいのは、21 pin オスのコネクタ側だけ なので、反対側のゲーム機につながる部分はどうでもよく、どの機種用でもかまいません.

余談ですが、私は、MD、PS2、XB を全て 21 pin RGB でパソコンモニタにつないでいます. すごい投資額になっていますが、それだけの「絵」は得られます. ある意味病気ですけどね(汗. いまから RGB に興味は持たない方がよいと思いますけど、こういうページもありますんでどうぞ.
Fig. 3 21 pin RGB ケーブル

リード線

なくてもなんとかなりはしますが、一応あった方がいいです. 芯線 1 mm くらいで、被覆の色をいろいろ揃えておくと便利です.
たいていのホームセンターで売っているようですが、太いものしか置いていないところが多いのでは? 電気店の一角に電子工作コーナーとかがあるところだと、間違いなく手に入ります.
あと、大型スーパーなどでも売っている、ステレオのスピーカー線でもいいです. あれの赤と黒を裂いて分けたものを使うだけです.
b) 工具
ハンダとハンダごて

ないとどうしようもありません. ホームセンターで絶対入手できます. 安物でいいと思います. こての先は細いものがいいでしょう.

こて台

なくてもなんとかなるかもしれませんが、危険です. 熱いこてを置いておくためのホルダです. ホームセンターに必ずあります. こて台にはスポンジがついていまして、これを水にぬらしておき、こて先の掃除に使います(こて先を濡れたスポンジになする). 先が汚れたこてでは、いいハンダ付けができません.

テスタ

ないとどうにもなりません. やはりホームセンターに必ずあります. 安物でいいです.

カッターナイフ ピンセット ラジオペンチ ニッパー 金ヤスリ

家に落ちてませんか? 敢えて買うようなものでもないんですけど. どうしてもなければ買いましょう.

ワイヤストリッパ

被覆線の被覆を剥くのに使います. カッターでできますが、線が多くなるとこれがあった方が便利.

あとはそれなりな広さの作業台くらいでしょうか. ハンダ付けをするので、食卓とかではやらない方が吉